西上州御場山
2004/2/8
L治田.寺本











寺本です。ご無沙汰しております。
今シーズンからアイス始めました。みなさんヨロシク!
道具一式揃えた手前、気合入れまくりの3週連チャン氷漬けです。
2月8日(日曜日)、治田リーダーと日帰りで西上州御場山(恩場山)西ルンゼにア イスクライミングに行ってきました。
ほとんど雪は無く、突然現れる大滝+ヒザ上までの落ち葉ラッセルを存分に楽しんで きました。
治田さんの報告とダブルかもしれませんがお読みください。

朝5:30川越出発、7:00現地着7:30出発。
冷え込みが厳しい。しばらく雑木林の登山道を進むとドーンと出ましたF1(50 m)。 しかし何だか様子が変だ。氷を通して岩が透けて見える。つまり薄いのネ(ボクも最 近薄くなってきました)。
下は5cmくらいしか厚みが無い。半分くらい登ると何とかスクリューが打てそうだ が それでも半分くらいしか入らなさそう。転進も含めしばらく考えていたが何が何でも やっつけたいの一心(昨年ルートを間違えた治さん)で 慎重に取り付く。もちろんリードは治さん。時間をかけ慎重に50mいっぱい伸ばし てF1終了。
中間部の垂直でつらら状部分に取り付くところが難しい。氷は硬くスグ割れて困っ た。

F1を抜けルンゼにたまった大量の落ち葉をかき分けしばらく進むとF2が見えてく る。
全体がつらら状で垂直。資料には20mとあるがもっと長く感じた。
ここも治さんリードだが氷質が悪く手も足も決まらず苦労しているのが判る。
落氷もすごくてビレイも大変。
フォローした寺本は1回ぶら下がりヘロヘロで確保点へ。

またまた落ち葉ラッセルを続けるとF3(30m)が見えてきた。左右は垂直の岩壁 でその中を落ちる滝も大きく迫力がある。
取り付きから眺めているとそれほど急じゃ無さそうだし結構足を置けるポイントも見 えたので寺本がリードする事に。
しかしこれが素人の悲しさ。登り始めると見た目以上にに立っていて足も決めづら い。
そう言えば治さんが「結構キツそうだよ」と言っていたのを思い出したが今となって はもう遅い。
硬い氷をバカバカぶっこわし、なんとか落ちずに登りきった。
F3は上部にある小さなコブ状の垂直がミソでした。その後きれいな氷の沢床を20 mほど進みザイルいっぱいで終了。
途中、良い立ち木があったのに支点を取らなかったことを指摘され反省でした。
もう滝も無さそうなので装備を片付け御場山山頂(14:00)経由、登山道で下山(15 :00)。
途中の大滝も悲しいくらいに薄氷で「こりゃダメだ」と言う事で、さっさと帰途に就 いた。
たいした渋滞も無く5:00川越着。おつかれさまでした。