八ヶ岳横岳


八ヶ岳は皆さんお疲れ様でした。
4パーティーも出したのに結果は高橋・青山Pの小同心クラック1本だけで残念!
高田・品川P、山田・佐藤Pはかなりの深雪のため敗退。
寺本・佐野Pは現地到着が遅くなり、行者小屋でテントを張り終えた時はすでに1時を過ぎていました。
初日は赤岳主稜の取り付きを確認するため文三郎尾根を岩壁近くまで登るにとどまりました。
高橋P、山田Pと合流し高田Pを待つことに。
しかし高田さんたちは暗くなってもやってきませんでした。
夜は天気も荒れることは無く稜線もはっきりと見えていたのですが、朝になるとガスがかかり視界はほとんど利かない状態。
寺本P・高橋Pは赤岳主稜を目指し、山田Pは東面を目指し出発。
ガスで視界の無い中、主稜に取り付くべくトラバースを始めたものの、結局断念して登山道から赤岳に変更しました。
山頂からは山田・佐藤Pと思われるトレースが確認できました。
11時前にテン場へ戻り高田Pを待つべく13時まで待機することに。
12時過ぎに外から佐藤さんの声が聞こえた。
赤岳山頂から先は雪が深く視界も利かない為、手遅れにならないうちに引き返してきたとの事。
稜線付近で携帯が使用できる箇所があり高田Pからの着信があったことを確認。
無事が確認できたので下山することにした。
高田Pはそのまま帰京し、我々も渋滞することも無く家路につきました。
中央道からは甲斐駒をはじめ周りの山々をはっきりと見ることが出来ましたが、八ヶ岳だけは厚い雲の中にありました。
残念だけど仕方が無い。次の機会にまた来よう。