飛越/庄川支流野々俣谷


 
期間:2010年9月19-20日(前夜発1泊2日)
メンバー:渡辺(L・記録)、佐藤、成田、中館(中退)
形態:沢登り(遡下降)
地図:1/25000「平瀬」(ページ最下部に電子国土リンクあり)
 
 
 鳥海の東にある丁(ひのと)山地の沢が前から気になって仕方なかったので、沢に行きたそうにしているトーマスさんを飲み会の席で勧誘。
 俺はこの指止まれ方式が王道で、ヘッドハントは山登の魂的にあまり良くないと思っているのだが、「丁山地の沢行きませんか?メンバーボシュウチュウです」→「丁ってどこよ?」といわれるのがオチだし、気心知れたトーマスさんと大蕎麦谷以来の東北ツアーというのもいいではないか、と思い珍しくヘッドハント。しかし、それを横で聞いていた重鎮の面々に「ああ、鳥海の近くのあれね?」と普通に反応され、山登魂のマニアックさを改めて思い知った。
 
 しかしどうしても2泊3日の日程が取れず、仕方なしに1泊2日で面白そうな所を探し、名古屋ACCの年報9号に載っていた北陸は白川郷の近くにある野々俣谷でお茶を濁す事になった。記録を読む限りではそんなに難しそうではないのだが、載っている写真は結構ヤバ目。なんせ北陸の沢なので舐めたら痛い目見るだろうなとは思っていたが、ACCは昼の12時とかに遡行開始して翌日の14時にはなお谷を下降しているので「土曜早めに出発すれば日帰りできるんちゃう?そしたらついでに飛水峡も片付けるか!」とか皮算用していた。舐めてましたね〜今思えば。
 こうして中核メンバーが固まった後、MLでメンバーを募集したところ成田さん、中館さんが応じ、遥々600kmの旅路へ出ることになった。
 
 
9/18
21:30武蔵野線新座駅〜関越道〜上信越道〜北陸道〜東海北陸道白川郷IC〜27:30ごろ林道
 
 佐藤家のカローラ・フィールダーで快適に高速を飛ばす。そういえば、体験入社した会社では、この車で信用金庫に洗剤押し売りしたなあ〜。中館さんは「MTしか運転したこのが無くて…Dで走るんでしょ?」とかヌかしているので運転は佐藤・成田・渡辺でローテ(まるでMTなら運転できるかのような口ぶりであったが、実は三味線弾いてるだけで要するにペーパーと分かったのは帰路のこと)。
 白川郷に着く頃には完全にガス欠気味だったがなんとか林道の良い感じの広場までたどり着くことができた。
 
9/19 晴れ
9:30駐車場出発 11:55V字谷どんづまりの20m滝 12:45 中段に釜を持つ2段10m滝 14:45ゴルジュ出口の滝   15:30大崩壊地 16:00ごろ幕営地
 
 眠い。遠出の朝は本当にキツイ。「堰堤の上から入渓したいね」ということで下降地点を探しながら林道を歩く。そろそろ堰堤、というところで上手い具合に植林の尾根があり、植林の踏み跡を辿るとすぐに天然林になったが踏み跡はそのまま堰堤に続いていた。幸先いいぜ。さっそく遡行開始。
 出発してすぐはなんだか暗ったりチャートの沢。一見して奥秩父的というか、言ってしまえばこんなとこまで来てこれかよ、みたいなハズレ感がある。が、来てしまったものは仕方ないので進むと滝やちょっとしたゴルジュが出てきて楽しくなってくる。渓相もなかなかいい。何より水が綺麗で水量がなかなかある。こいつは少なくとも交通費分の元はとれそうだな、と期待しているナベリーダーだったが、ちょっとしたへつりや巻きで中館さんが遅れている。聞けば体調が悪いらしい。一旦大休止して様子を見る。なんか悪いものでも食ったのか、睡眠不足が効いたのか、ゲロってしまっていた。ゲロってるのが大部あたりなら、我がデジカメの動画撮影機能で録画し、後日VHSに落とし込んで「エロビデオやるよ」とか言って渡しておいて「ナベさん、これゲロビデオじゃないですか」なんてこともできたのだが、そういう意味でも残念である。
 結局中館さんの調子は上がらず、左岸に林道が見えたところで引き返していただいた。林道に上がる際にザックを代わりに担いだのだが、うーん、これじゃあ登れるものも登れません。逆にこのザックでトネホン行けるんなら、俺単独で1泊2日くらいで行けるんじゃねーか?とか思ってしまう。まあそれはともかく気を取り直して遡行再開。
 林道の橋を見送ると徐々にV字谷となってくる。しばらくV字谷の河原歩きが続き、「こんなところで滝が出てきたらどうするんだ?」とプレッシャーを感じる頃に、どん詰まりで20m滝が出てくる。名古屋ACCは釜の向こうのルンゼから高巻いたらしいがどうやって取り付いたのか?白泡が立っていてとてもではないが渡れそうにないし、さりとてへつるのもヌメヌメで厳しそうだ。結局、滝の右のフェースから取り付くことにする。傾斜は強いが途中のカンテには明らかにガバがあるし、その上にはそこそこの潅木がある。しかし下部はどう見てもプロテクションが取れなさそうだ。成田さんが志願してくれたので特攻していただくことに。
 
V字谷どんづまり20m滝右 成田 28m W+ R
 右寄りからトラバース気味に上がり、ホールドがあるように見えるカンテに取り付いたがそこで動きが止まった。手はあるのだが足が無いようで、必死にスタンスを掘り返している。日ごろの行いがいいのか掘り出しに成功したが、その上で打ち始めたはピトンは全然効いていない。運を使い果たしてしまったのか?しかし精神安定剤にはなったようで安定したムーブですぐに潅木帯に入ることができた。ビレイしているトーマスさんのほうがビビッたろう。成田さんも「こんな状況(ランナウト&人気の全く無い壁)でピンチ持ちとかしていいのかなとか思っちゃった」とのこと。確かにホールドを横に引いたりピンチ持ちしたりが多いラインであった。ナイスリード!
 
 滝を越えしばらく行くと、名古屋ACCがハマリかけた2段10m滝(中段に釜持ち)。気合を入れて取り付いたが下段はなんてことなかった。上段は左のコーナーを流木フル活用で突破。簡単だがワンスリップでえらいことになるので要注意。
 入渓してからずっと沢の周りは良い感じの天然林であったが、この滝を越えたころから、素晴らしいとしか表現できない天然林が見られるようになる。カメラで撮っても分かりにくいのが残念。
 10m前後の滝を2つ越えると、左岸に良い感じの広場が出てくる。名古屋ACCが泊まったところで、ここから先が中流部ゴルジュとなっている。当然時間的にはまだ14時にもなっていないので当然GO。
 遡行図どおり入り口の滝を右岸から巻く。巻き始めはちょっと悪かったが、一段上がってしまうと以外にも踏み跡がある。踏み跡を辿って残置スリングを利用して3m懸垂で沢床に戻る。この後は、ゴルジュ内に登れる滝が連続し、美しい渓相と相俟ってかなり楽しい。野々俣株急上昇である。ゴルジュ出口の滝は登れず右岸巻き。ナベは「滝からなるべく近いところを巻く」原則を守ろうとして危ない泥壁を登る。トーマスさん&成田さんは戻ってから安全に巻いていた。滝の上で二人を待つが、滝上には恐ろしく深い釜があり、ジーッと見ていると吸い込まれそうだった。二人と合流し、ナメや小滝、そして森の緑のコンビネーションに酔いしれながら遡行を続ける。
 やがて遡行図どおり大崩壊地。そろそろ時間的に幕場が欲しい。右からの大きな支流と出合ったところで幕場を探すと、ちょっと戻って左岸を一段上がったところの樹林の中に、ちょっと狭いけど良いところがあり、整地したら十分な幕場となった。バシっとタープを貼り、さて焚火だ。
 
 水の便や山火事を考慮すると河原で焚火をしたかったが、のみ始めたら幕場まで上がってこれなさそうだったので、タープのちょっと上で焚火。樹林の中だがじめじめしているので山火事にはならないだろう。一段上がったところなので焚き木を集めるのに一苦労したが、オヤジ化(ナベは、「面倒くさいかどうか」が行動原理第一位を占めている人こそがオヤジだと思っている。そして、そうなりつつある自分を自覚している)しつつあるナベを含め、結構頻繁に「かったるくねえ?」と口にするトーマスさんも嬉しそうに焚き木を集めているし、(多分寝不足のせいで)体が冷えてしまってモチが下がっている成田さんも鋸を活用して焚き木を整理したりと、みんな一生懸命だ。もちろん濡れ物を乾かしたいのもあるんだけど、やっぱり焚き火が好きなんだよなあ。好きな事を、手間を厭わずやれるうちはオヤジ化も止まってくれるだろう。
 
 トーマスさんが濡れた木をあっさりと燃やし、盛大とは言えないが良い感じの焚火に育て、いよいよ宴会が始まる。中館さんから食料をもらってきているので豪華だ。残念ながらビールは缶に穴が開いて流出してしまったが日本酒やウイスキーが大量にある。ビーパルとかに掲載される焚火は、「星空を照らす焚火。そしてウイスキー」みたいな感じだが、当然我々の焚火はそんなものではなく、鍋を突付き酒を呷るうちに理性は崩壊。「○○沢に行きたい」とかそんな話をしていた気もするが、沢への倒錯した愛(例:「沢って、絶対人が来ないからいいですよね、例えば●☆※〜とか叫んでも大丈夫ですからね!●☆※〜!」)を語っているうちに気がつくと寝ていた。トーマスさんに火の始末・食器片付けを丸投げしてしまい申し訳ございません。
 夜、ションベンがしたくなって起き、タープの隙間から用を足したが目が冴えて眠れず、ロトシックスがあたったら金をどう使おうと妄想(こういうときのために毎週1枚だけ買っている)。するとタープを叩く音がする。げ、雨かよ、と思ったがさにあらず、落ちてきた栃の実がタープを叩く音であった。よくこれだけ落ちてくるものだ、と感心せずにはいられないくらい、一晩中栃の実はタープを断続的に叩き続けた。

遡行開始してすぐの12m滝

チャートなのでちょっと暗い

入渓してすぐの12m滝 堰堤〜橋までの間もなかなかの渓相

野々俣谷下部

簡単なへつりだがヌメリが怖い。 なかなかの渓相が続きます。

野々俣谷下部のV字谷

橋の下の小滝。良い渓相に思わず笑顔のトーマスさん。 橋を過ぎると急激にV字谷となる。
野々俣谷20m滝

V字谷どんづまりの20m滝。一見、左のルンゼが簡単そうだが… どーしたもんかね〜

ルンゼに取り付くためにはこの釜の向こうに…無理っす。 右壁から成田さんが果敢に取り付く。ホールドはあるが傾斜が強い。

野々俣谷2段10m滝

大滝を越えると普通の渓相となる。 中段に釜を持つ2段10m滝。下段はシャワー。

2段目は流木フル活用で突破。 2段10mを越えると、段々森がとなりのトトロ化してくる。

中流部ゴルジュ。登ったりすぐ横が登れる滝が多くて楽しい。 中流部ゴルジュ。(以下連続写真)

ゴルジュだが悲壮感はない。 ゴルジュ出口の滝は巻かざるを得なかった。

少ないがナメもある。ナメと緑のコントラストが最高。 大崩壊地手前のミニゴルジュ。

楽しい〜 大崩壊地を越えた先、大きな右支流手前の左岸で幕。

焚火族 焚火族2


9/20 小雨
6:20出発 7:55左岸崩壊地に出合う 8:20涸れ沢に入る 9:35どっかの尾根上に出る(頂上と思っていた) 12:05野々俣谷本流へループ  15:35林道 15:55ごろ駐車場
 
朝起きると小雨が降っている。いや〜ん。しかし行く道は行くしかないのである。1734mピークの西のコルを経由してなお谷左岸の支流を下降する予定で、朝からガッツリ食って出発。一発目の滝を巻き、なんてことない小滝をいくつかクリアーすると、ACCの遡行図に「素晴らしい連瀑」とある上部連瀑帯。ほどよい難しさの登れる滝が続き、綺麗な水と森のコントラスト。確かに素晴らしい!
 その後右岸からトイ状の滝を架けて支流が出あい、すぐ先の左岸に崩壊地形が出てくる。その先の顕著な二俣を左に入り、だんだん全体的に傾斜が増してきた沢を登る。
 やがて左から出合う涸れ沢を見るがまさかこれじゃないだろうと見送ると、トーマスさんが「これじゃね?」と言う。コンパスを振ってみると確かに涸れ沢は北東に上がっており、まあこれかなということで涸れ沢に突入。しばらく進むと水流が復活するがまた涸れ、やがて尾根とおぼしき所に出た。ひたすら広大でなだらかな地形に広がる藪。藪の濃さはまあV-といったところでたいしたことは無いが現在地に自信がもてない。しばらく北に藪をこいだあと、北西に藪をこいで沢に入る。我々としては1734mピーク周辺に出て、それからなお谷左岸支流に突入したつもりであった。
 が、下降を続けると、なんだか様子がおかしい。「滝の1つもなく」林道に出たとあるが小滝が出てくる。まあいいかとどんどん下っていると、立派なトイ状の斜瀑があり、苦労してクライムダウン。おかしい。降りると、左岸側からでかい支流が合流している。うーん、なお谷にそんな支流ねーけどなあ?
 その支流側をちょっと偵察していた成田さんが、「なべちゃん、なべちゃん」と手招きしている。何だろうと成田さんの傍によると、「ナベちゃん、あの滝見覚えない?」と今クライムダウンした滝を指す。
 今、俺の立っているところからはこのような光景が見える。
 右岸からトイ状の滝を架けて支流が出あい、すぐ先の左岸に崩壊地形がある。
 認めたくないが認めるしかない。
 トーマスさんに「トーマスさん、ここ野々俣ですよ…」と告げる。
 3人で鳩首会談。ナベは、ここまで登ってきて、野々俣は意外と踏み跡があったし、潅木もしっかりしているのでチャートのヌメリにさえ注意すれば下降はそれほど難儀はしないと判断。トーマスさんは登攀的な野々俣の下降を否定したかったようだが、何しろ既に12時。もう一度尾根に出たとして、あの人跡未踏のなだらかな地形を処理して、ちゃんとなお谷へ下降出来るんだろうか。ナベ的には、野々俣の登攀的内容より、あの地形でハマる事の恐怖が大きかった。「大畠谷の時に下降した開津谷よりは絶対に楽勝ですよ」と勢いで押し切り、このまま野々俣を下降することにする。既に大ハマりである。もう一押しあると事故る。集中して行こうと声を掛け合う。
 予想通り下降はそれほど難しくなかった。最初は「ハマった」という思いからプレッシャーを感じていたが、幕営跡地まで戻ると、時間的には余裕がある事やここまでの下降がそれほど難しくなかったという事実から、精神的に余裕が出て、むしろゴルジュの下降を楽しむ雰囲気も出てきた。が、疲れで集中力が低下して巻き道を探したり巻き道に上がるため一段あがったりといったことがめんどくさくなり、だんだん下降を懸垂に頼るようになり、スピードが落ちた。最終的には7〜8回は懸垂。しかもうち一回は懸垂の連発で麻痺ったためか、普段の俺ならあり得ない支点で懸垂してしまった(体重がもう少し重ければアウトだったかもしれない)。反省。
 
 林道の橋を見たときは、「ああ、事故らなくてよかった」と思ったが、すぐに「終電に間に合うか」という問題が浮上してきた。でもそんな問題はとりあえず後回しだ。ミソがついてしまったけど、今は素直に、無事遡行が終わった事を喜ぼう。三人でガッチリ握手した。

遡行2日目、いきなり登れない滝。 小雨の朝なので光がたりずぶれまくりの写真しか撮れなかった。

上部連瀑帯。登れる滝が連続し楽しい。 成田さんがハマった滝。
水温が結構低く、寒い。 「リーチが足りない」アピールする成田さん。ヌメリを恐れず足を出すんだ!

連瀑は続く。 写真で見ると難しそうだな。

木がデカイ。 森パワーで笑顔の成田さん。

多分連瀑帯の最後の方。 振り返ると巨木が…

左岸の崩壊地を見送り小滝を登る。ここまでは遡行図どおりだったが… 詰めの涸れ沢に入る前に読図休憩。

涸れ沢を詰めると約1時間でピークと思われるところに出たが… なお谷支流と思って下降中。(本当は野々俣谷の支流)

野々俣谷に戻ってしまった。「残念そうな顔してください」とリクエストしたらこんなトーマスさんが撮れました。 仕方なくそのまま下降。これはこれで悪くは無かった。(以降下降の連続写真)





遡行図:名古屋ACC「ALPINE」9号
資料:富山大学WV部blog
下山後の温泉:大白川温泉しらみずの湯 (道の駅の横、下山後国道を南下するとすぐ)
コンビニ:白川郷ICから白川郷方面に南下していくとデイリーヤマザキがある。


装備:30mザイル×2(登りでは1本しか使わなかったが下降で活躍、なお谷なら1本でOKだった)、沢タビ(フエルトが有効、ヌメルのでアクアステルスは論外)、ハーケン、カム(使用せず)、鮎タイツ(水温低く有効だが泳ぎや釜つかり多用ってわけではないのでなくてもOK)
備考:嵌ってしまいましたが、良い沢でした。グレードとしては今回の下降だと3級下くらい?甘いかな?登攀はそれほどむずかしくないけど、なお谷に下りようとすると読図が難しいかも。我々はなまじ遡行図があったせいで読図がおろそかでした。
 
 
 
総評:
ゴルジュあり、連瀑ありの美渓。登れる滝も結構あって楽しい沢です。しかも駐車場からアプローチ至近。インターからも近い。帰りの車中では、エピック(ハマり)も含めて、大満足の1本ということでまとまりました。奥秩父にあったら入渓者が絶えないでしょう。しかし、こうして机に座ってみると、もう少しパンチが欲しかったというのが正直なところです。でもこれは嗜好の問題で、逍遥系が好みの人には、あの森林美は必殺のパンチとなるでしょう(癒し系と言うにはちょっと厳しい)。
おまけに、帰りに世界遺産を見学できるのもポイントかも。
それにしても、もう一声、1つくらい大滝があったり、巨大なナメがあったり、魚ちゃんがいたり(魚影全く無し)、山頂がちゃんとした名前のある山だったりしたら…。
(トーマスさん曰く「1個でも大滝があったら本当に大ハマリになってるよ」)
これだけやりに東京から北陸まで行くのはちょっとしんどいです(もちろん、近畿・中部の岳人には大プッシュですね。)。でも白山周辺の大物(大畠谷など)の転進先として覚えておいて損は無いでしょう。また、特に泳ぎやシャワーが無いことから、多少増水していても登れると思うので、梅雨時に泊まりの沢やりたいときには結構オススメかも。
 
下降間違い検証:
家に帰って色々考えても、自分達がどのような経路を辿ったのか良く分からないっすね〜。
パターンA:トイ状滝が左俣で、我々は右股に入っていた。(地図赤線)
でもこれだと、あのバカ広い尾根が説明しにくいし、遡行図とあまりにも違うんだよあな…
パターンB:詰めでリングワンデリングした(地図青線)
これだと下降した沢の水量が多すぎるんだよなあ…
わからん…




山登魂HPへ