■越後/八海山縦走(八海山~薬師岳~五竜岳~阿寺山)[雪稜]

■越後/八海山縦走(八海山~薬師岳~五竜岳~阿寺山)[雪稜]

2017/12/27-31 山崎、増田、伊佐見(記録)


12/27 アプローチ

 

大雪予報で心配のLINEを受けつつ、関越で越後湯沢へ行き、駐車。本当は六日町に車をおきたいところだけど、駐車場がないため。

「すごい雪やなぁ」(伊佐見)

「しょぼいですね。なんで地面に水が流れてるんですか」(マッシー)

・・・と、経験も感覚も多様。


12/28 ロープウェイ山頂駅9:50 女人堂14:30 薬師岳泊17:00

 

六日町駅へ電車移動。バスで八海山スキー場。それからロープウェイ。金がかかる。

本日は曇り。空も地面も真っ白。山頂駅からスタート。すぐに雪が深くなり、進まなくなる。

主稜線は広く、女人堂まで二重稜線になっていてかなり迷う。ダブルボッカもやった。

マッシー・伊佐見が軽いため、山崎さんは三番目でもわりと沈むらしく、「総重量同一制にしようぜ」とか訳のわからないことを言っている。

急斜面のラッセルを経て、女人堂へ。それなりの時間だが、行けると踏んで千本檜小屋へ向かう。この登りはクラストしていて登りやすかったが、ダブルボッカをして戻っていった山崎さんがトレースを見失い、だいぶ遅れ、薬師岳山頂で暗くなる。

ただでさえホワイトアウトぎみなので先が見えず、雪庇を踏み抜いたり、突然目の前に崖があったりして行動不能になり、結局山頂付近の傾斜地に木がはえていたので、その横にテントを張る。風が強かった。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


12/29 薬師岳発7:00 千本檜小屋8:30

 

海老のシッポに覆われたテントをたたみ、出発。と言ってもホワイトアウトで先が見えず、どこへ進んでいいやら。

支尾根を探ったり、雪庇を踏み抜いてしまったり。結局、大きく割ってしまった雪庇を掘り下り、その雪庇を回り込みルートへ戻る。

ホワイトアウトの中、雪庇を崩して下りなければならない現実に面食らってしまった。

そこから千本檜小屋まではすぐであった。

ルート捜索に時間もかかったし、天気も相変わらずなので今日はここまで。しかしこの小屋、一階の扉から入るのが意外だった。

 

 


12/30 小屋発7:00 入道岳12:30 五竜岳16:00

 

曇りだが、幾分ましな天気なので、核心部八ツ峰へ。

1つ目のピークは右から回り込めたが、その後のピークは登り下り。

ときにはチェーンが出ていたり、ときには雪の下のベルグラを利用してダブルアックスで登る。

大日岳の先で、入道岳への尾根が見当たらず(というか当時は自分達がどこにいるのかも分からなかったけど)、しまいにはリングワンデリングでいつの間にか自分達のトレースに戻ってきてしまい、驚く。

全く先が見えないので、支尾根を1つ2つ3つと探り、最後に、ブッシュがないために真っ白で見えなかった主稜線を発見し、入道岳へ。

ここからも、かなーり躊躇しながら支尾根の雪庇を崩して谷へ下り、主稜線までトラバースして五竜岳を目指して下る。

真っ白で広い尾根なので、谷を下ってるのか尾根を下ってるのかよく分からない。

雪面の傾きも分からないので、ストックを振り回して傾斜を確認する。ブッシュが見えると安心した。

この日は五竜岳でテント泊。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


12/31 五竜岳発6:40 阿寺山9:00 下山完了11:40

 

やっと晴れたが、翌日以降またしばらく天候悪化とのことなので、阿寺山経由で下山。

下山中も山崎さんが雪庇を踏み抜き、巻き込まれたマッシーの方が落ちる。こんな時落ちないのが経験の差というか、しぶとさなんだと傍目に思った。

いやしかし、そんなに落ちなくて良かったね。

下山はあっという間。あーあもったいない。

六日町駅までは雪かきをしていたおじさんに車で送ってもらいました。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


教訓・・・ホワイトアウトの中、雪庇を崩して下りるのは恐い。

 

以上


 

山登魂HP 山行記録へ