飯豊連峰北部/杁差岳(西俣コース・大熊尾根)[ハイク]

■飯豊連峰北部/杁差岳(西俣コース・大熊尾根)[ハイク]

2018/06/02~06/03 武井


6/2(土) 大石ダム~西俣ルート~大熊小屋(6.0h)

6/3(日) 大熊小屋~大熊尾根~杁差岳(6.5h)~東俣ルート~大石ダム(6.0h)


本ルートの『通行禁止』は、極めて妥当な措置と考えました。

初心者、一般ハイカーが立ち入った場合、事故が多発することでしょう。

昨年の通行時よりも、更に自然回帰が進んだ様子で、常にルート探しや藪漕ぎをしながらの進行は、一段と疲れました。

本日は13時間行動で、クタクタです。


6/2(土) 大石ダム~西俣ルート~大熊小屋(6.0h)

 

大石ダムから、西俣側の湖岸道へ。恐怖映画のワンシーンをファンシーに描いたような注意看板を横目に、赤い鉄橋の滝倉橋に到着。二本松ナンバーの原付が停まっていたが、確か昨年の通行時にも有った気がする。

 

 

 

 

金山沢鉱山道早出川ダム湖岸歩道を思い出す、崖を穿ったような細道を抜け、雨量観測所を過ぎると、踏み跡が薄くなり、倒れた巨木に道を塞がれるところも増えた。

途中の各沢横断個所は、渡渉が必要。その先の歩道入り口も、見失わないように。

ゼカイ沢から大熊小屋までの約1kmは、特にルートファインディングに要注意。コースはゴルジュ地形の上部を延々へつる位置にあるため、ルートを見失ったら谷側へ転落しないように。

 

 

 

 

 

 

 

大熊小屋の手前、西俣川を渡る吊り橋は、ワイヤーは未だ大丈夫そうだが、足元の丸太は折れていた。

結構しっかりしたコンクリートの橋脚跡を横目に渡り、急坂を登って大熊小屋に到着。

前回宿泊の際は、3人組の釣り人がここを拠点に連泊して、周辺の沢へ釣行に廻っていたが、今回は誰もおらず。

小屋前の水場で汲んだ水は泥が混じっていたため、プラティとペットボトルを小脇に抱えて、大熊小沢まで下りて清水を汲んで来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


6/3(日) 大熊小屋~大熊尾根~杁差岳(6.5h)~東俣ルート~大石ダム(6.0h)

 

5時半に出発。大熊沢を渡る丸太橋に辿り着く前から、早々と藪漕ぎでルートを失ない、丸太橋から200mも下流の河原に降りてしまった。しばらく遡行して、ようやく大熊尾根のスタート地点に立てた。

 

 

 

古いエアリアマップに記載された大熊尾根の登り所要時間は「4時間」だが、藪漕ぎとルート探しが必要な現状ではとても無理。通常のハイキングよりも疲労が激しく、カリヤス平では転寝して休憩。

その先の薮はだいぶ楽になり、雪から姿を現した新六ノ池からは、稜線を歩く登山者の姿がよく見えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

杁差岳頂上で会話した登山者は、偶然にも西俣コースへ釣行に出掛けた事があり、「ゼカイ沢から先は、迷いやすかったでしょう?」など、具体的な地名も出て来た。最近は大熊小屋まで行く釣り人も少なくなったそうだが、初心者や一般ハイカーの立ち入りは極めて危険な現状では、やむを得ないだろう。

 

 

 

6時間歩いて、大石ダムへ戻った。東俣コースの湖岸道には、真新しい例の注意書き看板が立てられていた。

現役の道と、役目を終えつつある道、双方の対比を象徴しているような気がした。

 

 


 

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