高橋です。

LUCKYって感じの楽しい沢だったのでレポートします。(個人山行です。単独でも計画書出して行くようにしたいと思っているのですが、一人だと
場所も決行も朝にならないとわからないのです。家にパソコンもないし)

旧版”東京周辺の沢”に載っており、近郊ハンターの自分としては前から気になっていたのですが、天地沢出合いから林道終点までは切れ目なくゴ
ルジュがつづき、へつり/泳ぎの連続で、きれいな水と深い淵はすぐ左手に見える林道が気になりません。滝は2-3mしかないのはそれはそれでます
ますよし。さて、林道終点からは、3ツ釜/ネジレ/大滝/不動とそれぞれ特徴ある滝が4つ続きます。大滝を左のルンゼから小さく巻く他は直登とは
言いませんが、それなりに登れました。滝場が終わると大岳山頂までなにもないかわり、やぶこぎもなし。快晴に恵まれ6月の青葉が山はいいなっ
て気持ちにさせてくれました。

去る12月の例会で井谷さんと”初冬の沢登りがどんなもんか、海沢あたりで研究でも”なんて話もしましたが、行ってたらどうなっていたか!夏
用の沢でございました。4つの滝は観光ポイントとなっており、人の来ないうちに勝負をきめるほうがお互いのためか。扇子一本。付録として梅沢
出合いには水産試験場があり、フェンス越しに雌性3倍体の50cmあろうかというヤマメがうようよ泳いるのが見えます。バイオちゃんのため門
外不出。

わざわざ、遠方から出向くような沢ではないかもしれませんが、半日遊ぶには拾い物でした。装備は懸垂用に8mm20mを持っていきました。