沢の継続とスラブ壁(秋の草紅葉の中の沢旅紀行)
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僕と寺さんはナルミズ沢は2回目でしたが、共に記憶以上にすばらしいの連発
でした。特に中流の小滝とグリーン 色の釜の連続と白い岩肌の浅いゴルジュは
本当に絶品でした。
また、山越えに使った東黒沢丸山沢もナメと登れる滝が多くとても良い沢でした。
ナルミズ沢奥壁といわれる地蔵の頭からのスラブ壁は二日目の雨の中、小康
状態だったので南西壁の直上ルンゼに取り付き予定とおり抜けました。
内容はV−の易しいものでノーザイルです。上部から下を除くとそれなりの高度感
があり、なんだこんなもんかという小さな充実感?が少々あります。
白毛門の頂で、なんと青山さんと出合びっくらしました。金曜から谷川の沢と壁
を
やると聞いていましたが、まさか雨の中、単独で白毛門沢をやるとは。
昨日は一ノ倉3ルンゼ。その前はやはり白毛門沢をやろう としたのですが、台風
通過後の大雨で増水がひどく断念したそうです。
湯檜曽で熱い温泉に浸ったあと、青山さんだけ一ノ倉の出合のテントに戻りまし
た。
明日パートナーと組んで幽ノ沢の中央ルンゼを狙っ ているそうです。天候はかなり
不安定で雨なら取り付かないとは言っていました。とにかく、彼女の山への情熱と
単独でもバリバリ登る行動力はほんまに凄 まじい。
メンバー L治田、寺本 (報告:治田)
コースタイム
2日 白毛門登山口 7:30〜東黒沢丸山沢稜線10:20〜ナルミズ沢二俣13
:45
左沢右俣ビバーク地 14:20
3日 7:00〜駐車地11:30ぐらい