会津駒ケ岳ピストン
3月12〜13日 会津駒ケ岳ピストン
メンバー:長嶋 剛 山田秀明
前夜、仕事を終えて新秋津で山田さんと落ちあったのが23:30。久喜から高速に乗
ろうと下道をちまちまと走り、やっと高速だ〜と思ったら濃霧のため鹿沼まで通行止
め。いっきに盛り下がるが、とりあえず現地に向かう。朝の6時に着き、2時間程うと
うとして小雪がちらつく中、9時出発。登山口から少し左に回りこんで、急な尾根に
取り付いた。もっと大きく左に回りこんで沢を詰めれば良かったかなと少し後悔す
る。すぐに夏道に合流し、気持ちのいいブナ林を行く。雪は締まっており固め。上部
に行くと徐々に吹雪いてきて寒い。2人パーティーが降りて来た他は誰もいない。
徐々に視界も悪くなり、意外とはかどらない。半ば雪に埋まった駒ノ小屋に着いたの
は14:40だった。試しに小屋のドアを掘り出すが、やはり鍵が閉まっており、小屋と
小屋の間にテントを張った。
2日目はホワイトアウトで、雪も思ったより積もっている。
計画では大戸沢岳から南東尾根を滑る予定だったが、あっさり断念する。6:30に一
応全装備を背負ってピークに向かうことにする。スキーを履いても膝近くまでもぐ
る。30分で薄ぼんやりと浮かび上がるまあるい広場のようなピーク(たぶん)に立
つ。
さてさて、待望の下りと言いたい所だが、上部は雪が多くて滑らず、中間部から
も、長嶋は1ターンごとにコケにコケまくって、やたらストレスが溜まった。毎週ス
キーを履いている山田さんは快調に滑っていく。登ってくる人も誰もおらず、静かな
山が楽しめた。どうにかこうにか昼前に車に着き、駒の湯と会津高原駅前の「ふるさ
と」に寄って帰京した。
山田さん、お世話になりました。懲りずにまた付き合ってチョ。