万太郎山 山スキー


月板損傷で左膝に力が入りません。

まずは言い訳から、
子供とおとうさんが木曜から天神平スキー場の簡易宿泊所に泊まっているので、土曜は迎えに行くことになってました。もちろんこりゃいい機会だ
ぜと山スキーセットをしつらえましたが、天神平で日和る・・・いやスキー技術の研鑽に励むことになりそうな気もして、計画書は出しませんでし
た。

土曜朝3時半に家を出て、高速に乗る頃には体調もよく、天気予報も申し分なしでゲレンデなんて気持ちはすっ飛んで西黒沢本谷か万太郎かの問題
になってました。途中さんざんタバコをすいながら万太郎に決定。

朝一のロープウェイに7時(平日は8時)に乗り込み、上についてお父さんにTELして出発。オジカ沢の頭の手前でアイゼン/ピッケルに換装し10:00
山頂着。足がつりながらもなんと一番乗り。休んでいると2パーティ計4人が登ってきたので休みもそこそこにバージンシュプールを逃してはならじ
お先にと赤谷川に飛び込む。意外にところどころアイスバーン化しているところがあり(滑降に関しては毛渡沢上部のCONDITIONを気にしていたが
赤谷川は全く甘く見ていた)スピードが出過ぎて、ほどなく転倒、”ぼきっ”と左膝が鳴る。初めての感触でぞっとする。でも痛くない。足も曲が
る。あーよかった〜と胸をなでおろす。が、あの音は何かあるはずと思いながらもこわごわ滑って見ると、左膝に力がかかるとぬけるようになり、
ターンがきれなくなっている。オマイガッ!ここは赤谷源頭。戻るも行くも楽ではない。同じならと前に脱出する事にする。幸い赤谷はその先、沢
沿いに直滑降でいける。天気もよく、万太郎への登り口は見えている。万太郎の登りは山頂の向こう側の斜面状態だけが気になりながら、つりまく
りの足をだましだまし一歩一歩がんばるのみ。山頂13:00。もうすべりはあきらめていたが、万太郎は前から登りたかった山であり山登りに来たん
だと思い直せば大満足。

毛渡沢は下まで降りきれば沢沿いの直滑降になるのが前年のシッケイ沢で知っていたので、そこまではスキーを脱いで下るることも覚悟していた
が、上部クラスト斜面を斜滑降して止まってスキーを180度切り替えしてまた斜滑降を何度か繰り返すとこの足でもボーゲンで快適に滑れるように
傾斜が緩む。目の前のシッケイ沢は大迫力のバーンで迫り、あんなとこ滑っていいんかいなって感じ。むこうから見た毛渡沢もそっくりそのまま
だったなあ。申し分ない快適な斜面(膝の負傷がなければきっとそうだった)だが、シッケイ沢のほうが広い分だけ勝るような気が。4月2日現在天
神平スキー場積雪490CM。シッケイ沢出合から毛渡沢を右岸・左岸・右岸・左岸と進むが渡渉はなく最後のつり橋もどうしたものか渡らずに済み、
林道が上越線(関越道?)をくぐるところまでスキーは履きっぱなし。土樽駅15:30着。土合に戻る電車は15:22の後は18:00過ぎでした。

さて、
言ってみれば半月板損傷ですんでLUCKYだったのだが(捻挫だったら大変だった)、自分なりの反省は

- 単独の場合はまず転ばないスピードで滑る。格好は3の次(それでも転ぶのは仕方がない)。
- 山行の最終斜面(今回でいえば、赤谷では怪我してはいけなかったのだ)までは安全第一。
- 技術を磨く。
- 山に謙虚に。また格好つけようと思わないこと。

運だけでした。

家人いわく”ばちが当たったのよ!!!”。返す言葉もありませんでした。