北ア/黒薙川北又谷〜小川相又谷(下降)


■北ア/黒薙川北又谷〜小川相又谷(下降)

2007.8.11.13

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山崎洋介、治田敬人、佐藤益弘、鮎島仁助朗

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 泊駅で山崎さんと合流。小川温泉へ向かう。小川温泉でタクシーに乗って越道峠経由で北又小屋まで行く。植林地帯を抜けて下降し、支沢へ下る。支沢で一度、20メートル懸垂下降し、本流へ下ったところはちょうどバックウォーターではなくなるところだった。暑い暑いとばかりに胸までの渡渉(流れは速くない)で行くと今度はアブの洗礼を受ける。長瀞は胸までの渡渉で越えられるが、それなりに流れがある。なおも行くと、先行パーティ3人組がいた。彼らは越道峠から無難に下ってきたとのことだ。少し行くと魚止め滝。魚止めは2メートルほど顔を出している。右壁からトラバース。治田さんがリードするが、悪い。W+〜X−はあるような気がする。落ち口で対岸へジャンプし、次の5メートル滝は左から山崎さんリード。こちらはそれほど難しくはない。またしばらくいくと、大釜淵。ここも治田さんが空身でリードする。治田さんは「ぉぉりゃぁぁあや、フーフーフー」という叫び声とともに越えていった。時間にして20分ほどあまり。行くと、なんもないツルツルだ。まぁ潔くゴボウで登る。すぐ上で恵振谷が左岸から流入し、黒衛門滝となる。この滝は登れなさそう

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 沢へ下りるとゴルジュが延々続くようになる。ヘツリ、ジャンプなどして越えていくと、ウナギの寝床のような淵を持った滝がある。ここを治田さんが渾身の左壁空身トラバースで抜ける(結構嫌らしい)。もう少しゴルジュが続き、ようやく河原となり、そこで幕営とする。夜になるとようやくアブは消えたが、今度はヤブカが出てくる。

 

 2日目、早速、ゴルジュとなり、中瀞などを越えていく。白金滝は定石どおり左岸を巻き、懸垂なしで下りると、そこが漏斗谷の出合だった。あとも腰までの浸かりは当たり前で続くと、いつの間にか黒岩谷の出合を過ぎており、明るい河原となる。サルガ滝を左岸巻き・懸垂10メートルで下ると、ハイライトのきれいな渓相へとなる。ここから竿を出すが、吹沢谷出合まではピクリともこない。

 小川温泉に戻るべく、本流からわかれて、吹沢谷へ入る。まだまだ早い時間なので、治田さんと佐藤さんは竿を出しに上流へ行く。すると2人で3匹釣り上げてきた。吹沢谷を溯り1時間ほどで二俣。ここがいい場所だったのでまだ時間は早いがここで泊まることにする。治田さん・佐藤さんにたくさん釣り上げてきてもらった。

 

 3日目。二俣を右に取り、読図どおりに乗越につく。あとは相又谷を下る。相又谷では途中、懸垂を3回ほどしたが、あとは無難に下り、林道に這い上がった。それにしても、アブが多いぜ。私は背中を中心に100箇所は刺された。

 

<タイム>

811日(土)快晴

北又小屋0800ー北又谷0930ー恵振谷1200ー幕営地1700

812日(日)快晴

幕営地0630ー吹沢谷出合1230ー幕営地1400

813日(月)快晴

幕営地0630ー相吹乗越0830ー林道終点1315ー小川温泉1430