2009.9.5 瑞牆カマンボロン大ハングルート

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アプローチ途中、木々の間から大ハングを見上げる。このルートは、隣りの洞穴ルートを登った時に、必ず登りたい!と感じたルートだ!敗退も難しく緊張する

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P:登山大系で、洞穴ルート2Pまで同じだが、今回は左のボコボコと穴があいた壁を登る。残置カム・ハーケンがあり、意外と登られているようだ。リングボルト2つのビレーポイントでビレーオフ

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P:目の前のチョックストーンを潜り、浅いクラック?を登るが、フリーでは結構怖い。ここから少しトラバースするとビレーポイントだが、ロープの流れが悪くなりそうで、手前で一旦きる

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P:5mほど短いA0とフリーのトラバース。ここまでは、ボルトの状況は良好で大きな不安はない

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P:長〜い、アブミの架け替えのルート。ビレーポイントは、スタンディングビレーとなる。上から水滴が垂れてきて、あまり居心地はよくない。ここからルーフを見上げると、等間隔にボルトが打たれているが、ボルトが確認できないブランクポイントがある。
緊張が過る・・・

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5P:いよいよ核心のルーフだ!ルーフに入る前も、風化した岩にカムを決めたり、切れかかったスリングを掴んだりと、精神的につらい
ブランクポイントは、見えない位置に、ボルト・ハーケンが打たれてあった。

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ルーフに入ってからは、ボルトの間隔は若干短くなる。ボルトが2本づつ打たれ、スリングによって分散されている。不安定な体勢が続く。

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ルーフの高さは100m近くあり、
敗退不可能!

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少し慣れてきたところで、4Pのビレーポイントを撮る

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ボルトの状態 : ルーフの箇所は、主にリングボルトが2本平行して打たれており、スリングによって加重分散されていたた。ただ、ルーフ出口付近にてリングボルトが抜け落ち、RCCのみだった。その他は、まだまだ耐えられる(静荷重に)と感じた。

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セカンドのフォロー、高度感ありすぎで、怖いという感覚が麻痺する

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P:ここから先は傾斜が落ち、一見フリーでも登れそうだが、無理?人工で登る。次の7Pは、風化した岩を少し登り、終了!
お疲れ様でした。
人口登攀は、時代遅れのスタイルと見られがちですが、人口登攀でしか味わえない緊張感、高度感があります。