■日光/奥鬼怒 湯沢本谷 [沢登]

2009.06.14


L長嶋さん・鮎さん・大部くん・メグちゃん・田中


【記録】
6月14日(日) 曇時々晴れ のち雨

朝起きると、昨日の雷雨が嘘のように晴れ間が見えホッとする。焚き火もかなり立派な出来であったので、朝も焚き火でうどんの朝食。

出発直前には、雨がポツポツ。雷まで鳴る。うそー!朝からやめてぇ~。しかし、日頃の行いがいいのか?すぐに止む。

大岩沢との二俣まで全員で進み、バイバイする。ずんずん勇ましく大岩沢隊は突き進んで行った。根名草山にて無事合流できますように・・・


湯沢隊は、しばらくは河原歩きが続く。最初の滝は、男性3名のリードジャンケンの結果、我らがリーダーの番町長嶋さんがリードに決まる。滝の右側の濡れないラインにロープ2本をおろしてもらい、まずは大部くんとめぐちゃんが登り始め、二人をじっと待つ私と鮎さんは、寒くてガタガタ、ジタバタ。ようやく、登り始めるが途中の大岩を巻いてよけると、滝の飛沫が体にかかる。

キャー、つめたぁい!と大騒ぎしながら大急ぎで抜ける。


途中、釜をもつ小滝はみんな右に左にへつりながら、抜けるが元気一杯のM男成長中オーブ君は、おなじくM男代表の鮎さんの熱い声援(?)を受けてなぜか釜を泳ぎ、全身びしょぬれ。う~ん。見ているこちらが寒いぞぉ。

その後の休憩では、濡れていない私でさえ寒くて陽だまりにいると、M男君もやはり寒いらしく(当たり前だが)、陽だまりに移動する。が、妥協を許さないMへの締めとして非情にも太陽が隠れてしまうのであった。


連爆帯のチョックストーンの滝は垂直でホールドがなさそうで、これは次の滝もあわせて左岸を高巻く。全体的には、水量は多くなく膝下が濡れる程度であるが、倒木が多い。

そのうち、また滝が出てきたが、下からみると段差があるようにみえるのでフリーで行こうということで、ここでも長嶋さんがトップで滝の左側を登る。が、意外とホールドが斜めっていたりしてかなり慎重になる。結局、ロープがおりてきたので、タイブロックするがそれでもなかなか緊張した。


しっかりとした雪渓が何箇所も出てきて、藪こぎもほとんどなく詰めあがると、稜線近くの斜面に雪が一面びっちり。おぉ~。まだこんなにあるんだ!登山道に出て休憩後歩き出すとすぐに快適な登山道が雪に覆われ、時にはぐちゃぐちゃとなり、もう!いいかげん雪は勘弁して!と腹立たしい。綺麗な念仏平小屋をみて待ち合わせの根名草山にたどり着くと、大岩沢隊はすでにくつろいでいた。

とにかく、無事合流できてよかった。よかった。


湯沢隊は温かいお茶のおもてなしを受け、しばし休憩後全員でさぁ、下山だ!

登山道で日光沢温泉直前にてポツポツ雨が降ってきて、慌てて温泉の自動販売機の屋根に入った瞬間に、ドシャ~とバケツをひっくり返したような雨!唖然。少し雨宿りして普通の雨に落ち着いてきたので、さぁ出発。しっかしここから女夫淵温泉までの林道がまたえらく長かった。(記 田中)

 


左/大滝手前にて  右/大滝を登る長嶋さん
 

左/M男の本領発揮  右/ナメ床を歩く
 

左/ナメ床を歩く  右/50mナメ滝