■中ア/太田切川中御所谷本谷
2010.9.4
鮎島、佐野、高山、田中(=山登魂)
・日暮の滝は右のルンゼから。次の滝も右から巻くように登る(どちらもロープ使用)。朝方のなれていない体にはちこっと怖い。
・多くのパーティは大巻きする続く15mCS滝は右の草付・潅木を登って小巻き(ロープ使用)。あまりよくない。
・15mスラブ滝は下から見るとちょっと悪そうでロープを出すが、見た目以上にホールドあり、不要だった。
・3連発のナメ滝は主に右壁からノーロープで越える。
・10mCSは右から巻くように登る(ロープ出す)。途中残置あり。
・中流部連瀑帯は一つ目を左から登る(ロープ使用)が、なおも続くので、適当に右岸の明瞭な巻き道から巻いた。(高山・佐野は二つ目までいった)
・大滝は左壁を登る。(ロープ使用:25m)ワンポイント渋いが残置は豊富。
・あとはだらだらと登り、最後はバテながら千畳敷に到着。源頭は水が冷たい。
・ロープウェイはメチャ混み。結局、千畳敷で1時間半待たされた。
日帰りでは秀逸な沢であることは間違いないと思います。確かに明るくて、登れる滝が続くので楽しいです。特筆すべきは、くだりのロープウェイからの景色。「あー、ここ登った登った!」って感慨に浸らされるわけで、これまで行った沢の中では「レビュー」随一の沢だったかも。下山はロープウェイ使用がおススメ?
でも、決して「癒し系」ではございません。「美渓」と表現するのもちょっと違和感があるかなー。だって、疲れるんだもん。滝ばっかりで飽きる(!)んだもん。っあ、それと、結構パーティの実力差が出ちゃう沢かもね。巻くか直登するか、滝もロープを出すか、出さないか…。その判断ができないと難儀するかも。
ロープウェイめちゃめちゃ込んでいるし、めちゃめちゃ高かったなぁ…。(バス往復2000円弱+ロープウェイ片道1200円弱…)。
皆さん(特にずっと運転していた高山さん)、お疲れ様でした〜。
2010.9.6 鮎島 筆
【記録】
9月4日(土)快晴
日暮の滝0800、千畳敷1425
【使用装備】
ダブルロープ50m×2、小カム適宜
【メモ】
・駒ヶ根IC〜菅の台駐車場にはコンビ二がないので、一度、駒ヶ根市内に戻る必要があるので要注意。
・前泊地は駒が池(?)トイレの近く。
・ロープは30m×2の方が使い勝手がよかった。2人だったら一本でもOK。(但し、3つ目の滝を巻く場合は、45mの懸垂になるらしいので要注意)
・フリクションが利き滑らないのでアクアステルスが有効(ちなみに鮎島はクライミングシューズでずっと登ってみたがよかった)
・意外と残置あり。カム、ハーケンは適宜使用した。
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