2010/11/13 高橋、小池、田中、武井
登山口09:00 – 三段の滝09:20 – 滝上部09:30 – 西稜取付09:40/09:50 – 碧岩頂上15:30/15:50 – 登山口17:00
末端から登り、ロープめいいっぱい伸ばして8ピッチ。脆い壁、藪、リッジと盛り沢山。うふっ、初めてハーケン打っちゃったのよ。(記:田中)
はじめてのところはドキドキしていいですね!
そこだけ堂々として立派な三段の滝を、右から踏み跡を辿って落ち口に出るとすぐ左にコルが見えるので、そこを目指しました。
記録から、第一岩峰(仮称)をやりすごし、その先のコルにあがってスタートするのが正規(?)ルートとは知ってましたが、時間もあるので”ちょっとやってみるみる?”ってのりです。
第一岩峰はもろそうな岩と貧弱なブッシュで構成され、将に岩峰然として聳えている。
岩場は二段になっていて上段がハング気味に見えるが、とりあえず無理だったら懸垂できそうな木が見えるので取りつく。最初に触ったホールドが抜けたので、以後慎重に攀じる。
上段のハング気味に見えたところは、垂壁にキャメ3番ぐらいの割れ目が走っていて、そのヘリのホールドもデカいが抜けそうな雰囲気も一杯。
足場が狭くその先は切れ落ちているので、暫し逡巡して直登をやめ、右から回り込んで最後細かいフェースをハーケンを打ちこんで越える。
50mザイル一杯のこの最初のピッチに、西上州の岩稜のエッセンスが詰まっていると感じたのでした。
そのあとはミポリンの下山連絡にあるとおり、戸渡りリッジから藪ミックスフェース、長~い藪を経由して頂上直下の岩はすっきりしており、高度感と眺望を楽しめピークハントの経路としては申し分ありません。
ザイルを担ぎたくなかったので、取りつきで二組に分かれて結んだあと頂上まで解くことはありませんでした。
先がどうなっているのかわからないので、スタカット、つるべで様子を見ながら歩を進めた、ってのはあります。
リッジ上部まで登ると南牧川の向こうの尾根上にドロミテのような岩峰が遠望でき、皆で”さすが毛無岩は凄いね”と感心してましたが、帰ってエアリアを確かめたら立岩でした。残念で仕方ありません。
ところで、西稜の隣には北西稜が並行していますが、迫力は向こうの方が全然上。タカノス岩ってのもすぐ隣にありました。
鮎の、そしてナベの一時の棲息地は、この辺だったわけね。赤沼さんのボレロも、見たかったなあ。
アイスでも西上州ってよく聞きますけど、やったことがないので初見参だったわけです。底で蠢いた蝉の渓谷は番外。(記:高橋)