■小川山砦岩アーチクラック 3P 10a

2012.7.28
高橋-佐野 & 山崎-小池
 廻り目平着が9時半と遅くなってしまったので人気ルートは取りつきが難しいので、人のこないマルチピッチでもやろうかということになったが、定番の屋根岩2・3峰あたりは登ってるし、気になっていた百恵ちゃんルート5.9を提案し決まりかけたが、どこにあるのかいまいちわからない。
 で、山崎さんが10年前くらいに敗退したというアーチクラックにいくことに。因みにその時のメンバーに小池ちゃんもいたということだが本人は覚えているんだかいないんだか。
 俺的には小川山マルチで10aはまともに登れたためしがないので、今日も大変なことになりそうだとデジャヴュを見るごとく想像できたが、まあできるかぎりがんばってみるかと向かった。


1P目、5.7? ON
 トポ。佐野、小池がトップで取りつき揃って敗退交替。まあ、登ってみてくださいとしか言えません。見た目は確かに5.7だ。

2P目5.10a
 快適な下部をこなし垂直のワイドにぶち当たる。フィストも決まらずどうしていいのかさっぱりわからない。カムかけ替えで(って言っても貴重な3番、4番を温存しながら計算しながら大変なのである)どうにかビレー点まで到着。山崎さんは落ちずにリードしてきた。すげー。

3P目  あれって感じで岩峰頂上に辿りつけた。


何時間、壁に張り付いてましたかね。終了後、隣りのスラブでお代わりしたとは言え、廻り目平着は薄闇の中でまともなテンバは残されていなかった。

車に積んである資料を見てみると”玄人向けの渋いルート”と。俺たち(特に小池、佐野。また山崎は除いてもいいかも)が玄人かねえ。ギャハハと笑うしかなく、よく無事で戻って来れたもんだと宴会の夜は更けていくのであった。
10年前の山崎パーティは敗退してどうやって戻って来れたのだろうか?カム残置ってことはないよな。


山登魂ホームへ