■小川山クライミング(セレクション&烏帽子岩左稜線)
2012年8月25-26日
小坂、荒井、山崎
●小川山 セレクション
2012.8.25
土曜朝新宿にドラゴンと待ち合わせ時間は6時だったはずなのに、まだ夏休みが終わらない8月の最終土日の中央道はやはり大渋滞混雑でした。車の多いこと。
韮崎駅で待ち合わせとなった山崎さんと合流し、一路小川山に向う。
初日のルートは、【セレクション】山崎さんも小坂も過去4回は登ってる、しかし何回行ってもいいルートに違い無く。
初物なドラゴンに全ピッチと思いましたが、メインピッチかたずけてもらいました。
初日はルート一本登りあとは二峰か三峰のショートルートで遊ぶ予定が、予報が大ハズレ!
最終ピッチ間際に土砂降りになり、取り付きに戻り荷物回収、そそくさと小川山をあとにしました。
(by小坂)
●小川山 烏帽子岩左稜線
2012.8.26
2年前から行ってみたいと思っていた小川山 烏帽子岩左稜線に漸く行けました。
20Pという長丁場、オーブくんから長いですよ〜とは聞いていたものの、楽しみたのしみ、ワクワクしながら取り付きに向かいました。
3人でジャンケンをし順番決め、小坂、山崎、荒井の順番、とにかく長い、しかしピッチ数はあるものの1ピッチの登攀距離は短い、トップはロープを伸ばせるところまで行くを決め、
@(1.2p)小坂
階段状のチムニーを登り短いクラックから右上大きなテラスに出る
A(3.4p)山崎
ダブルクラックを出るとフェース、このフェース山崎さんルートぢゃないとこ行っちゃった、あ〜んコケコケ、最後は玉切れおこしノープロで20m位稜線迄突っ込む(2本のハーケン無視?死ぬかとおもたわ 山崎)
B(5.6.7p)荒井
稜線ここも伸ばせるだけ伸ばして50m一杯を二回
C(8.9p)小坂
リッヂを登り左トラバース手前迄
D(10.11p)山崎
天国への道程 両手あげて楽しそう
E(13p)荒井
ハンドクラック後、歩きと懸垂下降
F(16p)小坂
チムニー後、懸垂下降と歩き
G(19p)山崎
離陸しにくいワイドクラック
H(20p)荒井
最後のチムニー、ここが1番面白かったというか上部狭くて登り辛い 荒井何度も休み休みOS後【ウォーウォン】と雄叫び 、小坂ザック前に背負い上部は後ろにずらし左フェースに逃げる、山崎ザックを下にぶら下げチムニー登り…やったねお疲れさまでした。
20pは三人で各人3回づつトップを代わり、歩きと懸垂下降を除くと9pで終わりました。
小川山の全岩場を1番高いところから見渡せる爽快絶景、そして登攀は快適楽しいルートでした。ドラゴン、山ちゃんお二人のおかげで行ってこれました、ありがとうございました。
(by小坂)
2Pは岩塔っぽくなった岩を直上。立ってるけどホールドスタンスばっちりに見えた。
下のハーケンでランナーを取って、5mほど登ったところでクラック発見。OK。エイリアンの中くらい?
あれ?ギアラックを探るもない。途中で使った覚えもない。
質問:小坂さんがビレイと自己確保に使ってたのなんだっけ?
正解:小さめのカム×3
ぎゃ〜!!
おまけに最上部で岩質が変わって、ぼろぼろに風化した砂岩風味に変わるし。
ボルダーで指力きたえておいて、ホントに、よかった……。
小坂・新井組は(たぶん)一般ルート。
この日は下降途中で降りだして、車のところで本降りになった。
ぎりぎりで濡れずにすんだのは、きっと顔のおかげだろう(笑)。
(by山崎)
【記録】
取り付き7:40-登攀開始8:10-13p取りつき12:05-登攀終了14:30-車(片づけ等20分含む)15:30
【装備】
ダブルロープ50m2本、キャメロット1セット、クイックドロー6本、スリング適量
山登魂ホームへ