■奥只見／大津岐川一ノ沢ジイ沢～片貝沢(下)～貝ノ嵓第一スラブ～平左衛門山～大津岐川一ノ沢倉ドノ沢(下)

2012年10月6-7日

鮎島、佐藤

　登山大系にも掲載されていない貝ノ嵓スラブを知っている人はそうはいまい。その中で、「貝ノ嵓スラブ」と言われて「ボートもってるの？」とすぐさまいえる人は完全なツウなんだと思う。
　そうなのである。「日本の秘境」に載っている貝ノ嵓スラブは広大な奥只見湖に阻まれてボートがなきゃたどり着けないということになっていた。過去の記録（そんなにないけど…）を見ても、みんなボート。ボートでアプローチしなければいけないという時点で、僕にはハードルが高すぎ。いずれ行きたいな…と思っていたが、「行きたい」と思ってから長いこと時間が経ってしまった。
　しか～し、今夏。ふと、地図をよくよく見れば…。あれっ。そんなに苦労しなくても山越えでたどり着けるじゃん！ということに気づいた。それも、あまり難しくなく無理なく1泊2日で…。ボートを使えばいろんな制約があるが、それを無視して、この貝ノ嵓スラブにボートを使わずに沢を溯下降してからアプローチする。そして、稜線を超えて帰るという周回プランは、我ながらとても魅力的に思えた。
　問題はパートナー。自分では画期的なプランだとは思うが、なかなか計画の魅力が伝わらないことも多い。幸い、山登魂にはこの価値がわかってくれる方が少なからずいる。今回も、例会で計画をぶち上げると、直前にもかかわらずトーマス代表がのってくれたのはうれしい限りだ。

遡行マップ
片貝沢大滝を懸垂下降	奥只見湖バックウォーターを進む
片貝の池の幕営地	ガスの貝ノ嵓第1スラブ全景
ガスの貝ノ嵓第1スラブ1P目を登る	貝ノ嵓第1スラブ6P目から下を眺める
貝ノ嵓第1スラブ終了点から下を眺める	平左衛門山山頂にて

　暗い中、湖岸のウネウネ国道を行ってると余計疲れてしまうので、銀山平の船着き場で仮眠。
　5時半に起床。すぐさま向かうが、明るくなっても奥只見湖湖岸国道は、やはりウネウネして全然近くならない。こんな遠かったかなぁ。

　っで尾瀬口から大津岐林道に進み、大津岐川の発電所分岐で駐車。
　準備完了後、発電所の門をこれまた超えて、一ノ沢林道をてくてく歩く。下山で使う予定の倉ドノ沢を覗き込むがよくわからないが、気にせず奥に進む。
　適当なところで林道から沢に降りるとドンピシャで尾根の乗越で使うジイ沢の出合だった。林道を歩き始めて1時間弱というところ。

　ちょっとだけ休憩して、すでに小沢となったジイ沢を遡る。すると、すぐに釜で岩魚がいた。まぁ禁漁期間だからね。そしてすぐに5mほどの変な滝が塞いでいる。頑張れば登れなくはないが、頑張る気もないので、左岸巻き。
　その後はちょっとした1m滝や岩盤はあるけれど、なんともない普通の小沢だった。それをさかのぼっていくと、あれよあれよの間に、稜線が見えてきた。
　これまでの経験として、稜線が見えても騙されたーという感じで、稜線が見えてから結構なアルバイトを強いられるケースがほとんどだったが、ここは本当に楽ちんに乗越まで着けた。いやー、これほど尾根の乗越に苦労しなかったことも珍しいというほど。なにせ、赤テープなどはないけど、獣道か何かわからないが、踏み跡らしきものもしっかりある。ジイ沢の出会いから40分くらいかな。
　乗越から反対側、片貝沢方面に降りる沢もこれまた歩きやすい。人間様にやさしくできていた！結局、片貝沢本流まで滝も何もなく、ジイ沢出合から1時間程度で着いちゃった。ラッキー。いやー、片貝沢に抜けるにはまさにこれ以上ないルートのようだ。たぶん、昔はなんか道があったんだろうね。

　しかし、これだけではない。なんと、下降で使う片貝沢もこれまた降りやすい渓相なのである。
　片貝沢はネットで逍遥さんの記録があり、中流部はスラブと釜が連続した渓相ということが書いてあるが、まさしくそんな感じ。とにかく、中流部はゴーロじゃなく、岩盤が発達して、とても歩きやすい。といって、へつるとかそんなんでもなく、登山道を降りるがごとく、スイスイ降りられるのだ。私はラバー靴底だが、懸念のヌメヌメもなく、最高だす。
　下り始めて30分程度で、10m程度の滝が出現。逍遥さんの記録にある「片貝の大滝」というやつだな。大滝というほどでもないけれど、確かにここは懸垂下降しないと降りられなさそうだ。さて懸垂下降するか…。落ち口右岸側）に残置ハーケンと残置スリングを発見。あぁ、降りている人いるのね～。…う～ん。でもなぁ、ハーケンは一本でめちゃめちゃ曲がってるしなんか折れそう、スリングも芯が見えてるしなぁ。こんなの使いたくないぜ。落ち口の左岸にはしっかり灌木があるので、これを支点にすれば問題ない。問題はないんだけれど、こっちを使えばモロシャワーになりそうだし、捨て縄もったいないないしなぁ…。でも、安全を取ろう。
　左岸側に捨て縄を残置して懸垂下降10m。案の定、激シャワーを浴び、びしょ濡れになってしまった。いやー、寒い。でも、下津川パーティーに比べれば…と思うことにすれば、多少気合が入った。

　その後も幅広の6m滝は左岸から草付きを使って下降、8m滝は右岸の草付きを使って下降したほかは特に問題のあるところはない。ゴルジュになったりもしたが、難しくなく沢沿いに下降できる。うん。とっても下降しやすい沢だね！
　さて、そろそろバックウォーターという頃に川幅いっぱいの岩盤地帯。記録には「千畳のナメを髣髴させる」とあったが、岩屑が堆積しており、そんな風には感じられなかったのは残念。
　そんな感じでバックウォーターに到着。結局、この片貝沢、下りに使うのは最高だが、登るのは…。いやー、よく逍遥さんはボートを使ってまでこの沢を登りに来たよねぇ～と感嘆せざるを得ない。

　さて、奥只見湖。水が少なくなっていて、ひそかに、貝ノ嵓上陸地点まで水が引いていないかな♪と期待していたのだが…。うげ～、本当に地形図通りの位置まで水があるじゃん。っということは、800mほどバックウォーターの岸を歩かねばならないということ。しかも、見る限り、途中に変なスラブらしき核心ポイントが見える。あそこ通るのかよ～。

　結局、ダムバックウォーターをそそくさと歩く…。実は、バックウォーター岸を歩くのは初めての経験だ。これが何とも歩きづらい。それでも、半分まではフツーに歩けたのでよかったが、そこからが核心。遠目に見えたスラブ地帯。うげー逆相でなんもないやんけ。まぁ、傾斜は緩いので、ラバー靴の私は難なく通過できたが、フェルト靴のトーマスさんは辛そうだ。まぁ、それでも灌木を使ったりしながら、何とかトラバース。約1時間で片貝の池へと向かう赤ペンキがある入江に到着できた。

　赤ペンキ地点から片貝の池へと向かう。
　噂では踏み跡があるという話で、最近、ネイチャー教室っぽいものでもボートで片貝の池を見に行くツアーがあるくらいだから、立派な道があるかも…なんて期待していたが。。。まったくじゃん。くそっ～。複雑な地形でわかりづらいしなぁ。それでも30分ほど適当に歩くと、途切れ途切れの踏み跡らしきものに出くわし、見失ったり、再発見したりしながら進むと、片貝の池についた！上陸点から1時間ほどかな。

　そうやってたどり着いた秘境の中の秘境、片貝の池はとても神秘的…………ではなかった。いや、なんといっても色がなぁ。もっと青い色をしていたら神秘的なんだろうけれど、完全なドブ緑！。正直言えば、皇居の濠と同じ色だし、池の規模としては浦和の別所沼公園の池と同じ感じだぜ…。ネイチャー教室でこの池だけを見に来るツアーがあるとのことだが、ここだけを見に来るんじゃ、ボクはガッカリだなぁ…。
　そんな思いを心に秘めて、片貝の池を右周りで半周。貝ノ嵓沢出合はちょうどいい砂地になっていて、完璧な幕営適地。ここは、すぐ近くにきれいな水が流れ込んでいて、水も確保できるいい場所だ。残念ながら、貝ノ嵓スラブは樹林にさえぎられて見えないけれど。

　時間は13時ちょっとすぎ。まぁ、時間は早いけれどここで幕営することにした。
　早いうちに、焚き火を行い、酒を飲む。最高だぜ。19時ごろから雨が降ってきたので撤収。就寝。

　うげ～。降り始めた雨は、ずっとツエルトを叩き続けていた。しかも、強くなっている気がする。10月ということで、寒さを気にしていたが、雨のおかげか全く寒くない。しかし、そのためもあって、蚊がぶ～んとうるさい。10月ともなれば虫は気にしなくていいと思っていて、防虫ネットを持ってきていないので、顔がボコボコに刺される。
　いや、そんなことより、雨だ。雨かよ～。雨はどんどん不安にさせ、なんか熟睡できない。トーマスさんは、この雨で池の水があふれて、ツエルトまで浸かるのではないか…という不安に駆られたらしい。僕はというと、スラブが雨でつるつるになって登れなかったらどうしよう…、そうなったら、本当に参るぜ…と思っていた。もちろん、そうなったら片貝沢を戻らなければいけないかったるさもあったが、それ以上に、今回は個人的に失敗できない事情があったのだ。
　実は、今回。妻から「たまには息抜きしておいで」と言われて、「ありがとう。姐さんは妻の鏡だ！」と思ってありがたく計画したのだが、ちょうどこの時、義理の父親の誕生日会をボクの知らない間に開催する計画があることが直前に発覚。これは何かの陰謀か？なんて思ったりもしたなか、そんなまずい雰囲気を断ち切ってきているのだ。とにかく、今回の失敗はボクの中では許されない。
　そんなことを思いながら、叩き続く雨音がただただ恨めしく、とにかく憂鬱だ。まぁ、ゴルジュの下津川よりマシなんだろうけれど。

　朝5時に起床。明け方、雨は止んだ。トーマスさんが心配していた池の水嵩も変わっていない。ガスってはいるが、たぶん大丈夫でしょう！
　適当に準備して、6時半に出発。

　貝ノ嵓スラブのどこを登るかについては、とにかく平左衛門山の頂に立つということを考えると、自然に第一スラブを選ぶことになる。ガスの中、どれが第一スラブかわかるだろうか、と心配だったが、全く問題ない。貝ノ嵓沢をさかのぼって最初に右岸から流入してくる沢の奥が第一スラブである。行けばわかるが、間違いようがない。
　アプローチの沢にちょっとしたスラブ滝があるが問題なく超えると、第一スラブの基部となる。あいにく、ガスっていて最上部までは見渡せない。しかし…、で・で・でかい・・・。いやー、でかいわ。
　クライミングシューズに履き替え、ロープを出して準備。登攀開始。

1P目（佐藤、Ⅲ+、30m）
　トーマスさんがリードで取りつく。1ピッチ目は1971年のごきぶり衆の記録ではⅤ級となっているピッチだ。確かにとにかくフリクション勝負。ピンなんかとれやしない。おまけに濡れている。まぁ、それでもクライミングシューズを履いていれば、なんてことはないが、ただ視点が取れず怖いだけ。流水溝の安定したポケットまで。ビレイ点はカムでとれた。リードするほうはⅣ-程度、フォローはⅢ級程度かな。
2P目（鮎島、Ⅲ、50m）
　1ピッチ目同様。簡単なところを選んで登るが、リードするほうは結構こわい。途中ポケットみたいなところでカムでランナーはとれた。ロープをのばしきったところの左上バンドテラスに残置ボルト3本を発見。そこまで。
歩き（Ⅰ、30m）
　左上バンドテラスを左へトラバース移動（まったくこわくない）
3P目（佐藤、Ⅱ、70m）
　水流左の階段状から、途中ボルトがあるが、もっとすすむと、いいところがない。結局、ビレイヤーの私の移動に次ぐ移動で70m近く登っていたのではないか…。まぁロープはいらないような感じ。だって、手をつかなくても登れるぐらいの傾斜なんだもん）。ちゃんとした残置ボルトのビレイ点まで。ここまで、ダブルロープで来ていたが、正直、ロープに水がしみこみ重すぎるので、ロープを一本しまって、これからシングルで行くことにする。
4P目（鮎島、Ⅲ-、60m）
　正面はほぼ垂壁だが、バンドを左上すると簡単だ。ルンゼ状を登ったりしていくと、ロープが足りなくなったので、ビレイヤーに上がってもらって10m行くと、残置ボルト1本があったので、そこまで。
5P目（佐藤、Ⅲ、60m）
　最初は簡単なスラブ。途中から滝を右から登るのだが、そこの一部分がちょっと怖い。トーマスさんは意味のないハーケンを打っていた。超えて草まで（ただし、これまたロープが足りず、ビレイヤーがあがりました！）
6P目（鮎島、Ⅱ、30m）
　そろそろ疲れてきた。傾斜の緩いスラブを簡単に登って、折れ曲がったボルトを奇跡的に見つけたのでそこまで。
7P目（佐藤、Ⅱ、45m）
　ここも傾斜が緩い。簡単に登って、ロープいっぱいのところまで。ハーケンを打っていたかな？
8P目（鮎島、Ⅲ-、45m）
　ようやく、最終ピッチ。傾斜の強いところを避けて、草付きを登るが、これが滑りやすいのよね。灌木まで行って終了。

　結局、400m近かったのかな。ピッチグレードもⅢを超えるところはなく、快適な大スラブだった。岩も硬いしね。
　とにかく、案外、簡単だったなぁというのが印象。1971年の「ごきぶり衆」の記録ではⅤ級ピッチが各所にあってちょっとビビっていたが、やっぱりそれは登山靴グレードだったね。フラットソールのフリクションがビシバシ効く現代、ここまでのグレーディングの辛さはないのがほとんど。海谷もそうだったもんな。まぁ谷川とかアルプスとか行くと、グレーディングはマジで辛いから参っちゃうけど。
　そんなことはともかく、終了点からの眺め。これがとにかくよいのよね。登攀中にいつの間にか、ガスは晴れ、四方八方に景色が見渡せられる。特に、眼下にスラブ、その奥に片貝の池。そして奥只見湖。これはいい景色だ。来てよかったなぁとつくづく思う。お義父さん、ごめんなさい。

　さて、靴をはきかえ、藪漕ぎ開始。平左衛門山に立つのだ。やっぱり、頂上には立ちたいからね。それもなかなか落とせない平左衛門山。
　今回のボートを使わないというコンセプトには同時に山頂に立つという意味も含んでいる。ボート使用だとどうしても同ルート下降をせざるを得ないが、私は山登りの一環として岩登りを捉えたいので、岩登りといえど稜線に抜けたかったたのだ。そういう意味で、ボートを使わないということで初めて成立するピークハントなのだ。

　藪漕ぎはところどころ強引に木を登ったりもするところもあるが、概して藪は濃くはない。途中、平左衛門山北尾根にでるとさらに歩きやすくなって、終了点から1時間ちょっとで三角点のある山頂に着いた。やったぜ。山頂は広場になっており、大休止。いやー、三角点を担ぎあげたやつ、すごいわ。

　しかし、平左衛門山からの下降が一番の懸念。地形図を見る限り、上部はかなりの傾斜。反対側のように変なスラブだったら厄介なのだ。記録もないし、来る途中の林道から確認しようかな…と思っていたが、よくわからなかったし。
　まぁ、迷っていてもしょうがないので、さっさと南の方角に向かって降りる。
　うまい具合に、踏み跡っぽいのにたどり着いて、そこを伝って降りると、傾斜が強くなってきた。しかし、ここはスラブ帯ではなかった！灌木を伝いながらガンガン降りられるっす。沢筋になっていくと、灌木は使えないが、これがなんともうまい具合の階段状。ナイスだね。そんな感じがうまいこと続き、ロープを使わずに倉ドノ沢本流についた。ラッキー。ここまで山頂から1時間。
　ここまでくれば、あとは心配ない…と思いきや、ここからが滝が連続…まぁ、うまいこと、クライムダウンして降りると、結局はロープを使わずに下降できたのでよかったけど。そんなんで、一ノ沢に合流。林道に上がれば、駐車地までは20分程度で着いた。

　ボクは確信している。
　どれだけ貝ノ嵓スラブを目指したい人がいるのかなんて知らないが、今後、貝ノ嵓スラブを目指す人がいるとしたら、我々のルートがスタンダードになるに違いないと――。
　片貝の池、貝ノ嵓という秘境を、ボートを使わなくても、それほどの困難を伴わず無理なく1泊2日で行けることができ、また山頂も踏むことができる。山登りとしても合理的なこのルートは、今後、そこそこ人を迎えることになるに違いない。そう思っている。
　もちろん、終わってみれば、難易度はまったく高くなかった。そもそも、ロープは片貝沢で一回。貝ノ嵓スラブで使ったのみ。貝ノ嵓スラブはⅢ級を超えないレベルだったし、しびれるような緊張感はなかった。藪もそれほどこくもなく、歩きやすい。よく湯檜曽川本谷が３級の沢のスタンダードだというが、そういう意味では総合的にも３級もない感じがした。
　しかし、我々が感じた充実度はそんなものでは表せやしない。記録がないところを進むという、あのドキドキ感は何物にも代えられないのだから。
　そう、今回、我々はほとんど手さぐりの状況で計画をした。貝ノ嵓の記録があるといっても、昔の詳しい記録はⅤ級ピッチが乱立していた一方で、最近の記録はACC-Jさんの3級程度だという記述。どっちが正しいのか？さらには、片貝沢の記録は逍遥さんのがあったが、大津岐のジイ沢はもちろん倉ドノ沢の記録もなく、アプローチと下降に懸念があった。もちろん、ダムのバックウォーターを歩いたという記録もない。そう、計画段階、さらには歩いている最中、とくに雨の中のツエルトの中は、今後大丈夫かな～、ちゃんと帰れるかなぁとドキドキ、不安でいっぱいだったのだ。
　何度も引用するが、「いい山登りの良し悪しの基準とはビビるかどうか」（by和田城志氏）であるとすれば、今回の計画は、計画という意味で「いい山登り」であったことは間違いない。そんな山登りを実践できたこと、これ以上に幸せであり、トーマスさんならびに子育てに忙しい中、2日間の猶予をくれたメグちゃんに感謝なのだ。

2012.10.12　鮎島　筆

【記録】
10月6日（土）曇
　駐車地0700、ジイ沢出合0800、乗越0845、奥只見湖バックウォーター1130、片貝ノ池1315
10月7日（日）曇ときどき晴
　片貝の池0630、貝ノ嵓第一スラブ取付0700、終了1000、平左衛門山1120、一ノ沢林道1320、駐車地1340

【装備】
　50mロープ×2、小カム、ハーケン、捨て縄、クライミングシューズ
※ロープは50mロープが一本あれば十分だった。
※カムは小っちゃいのが結構使える。
※ハーケンはあまり使えない。
※スラブ上部にはよくよく探すと残置ボルトがある。
※足回りはラバーソール靴のほうがいいと感じた（ヌメヌメは少ない）

山登魂ホームへ