■尾瀬/大行山(スキー)

2014.2.1
加藤、他
大行山
中間部
大行山
頂上直下
 厳冬期なのに本当に温かな1日でした。
 無風・快晴のメローな冬山は静寂でよかったですねえ〜。

 大行山は前から訪れてみたい山でした。未だに何て読むのか半信半疑ですが、私の中では素直に「だいぎょうやま」と呼んでます。
 ここは登山道のない山。山スキー向きですね。

 スキー場Pから富士見小屋へ向かう林道を硫黄沢沿いに進むと、約1時間で富士見下山荘跡。ここにはトイレ小屋がある。
 その先300mで林道はヘアピンカーブになりでゲートで遮断されている。そこから左手の沢(大カッパ沢の一本北側)に入った。
 程なく沢筋から尾根を目指すことにするものの、大カッパ沢左岸尾根1428mはちょっと狭そうだったので、右手(北側)尾根側を登ることとした。
 急登を行き頭上に岩峰が見えたあたりで、左へトラバース気味に進めば、次第に1600m付近で大カッパ沢源頭となる。このあたりは気持ちのいいブナandダケカンバの疎林帯でいい雰囲気。広い雪面に青空andカンバとが開放的。静かで空が広い。

 頂上付近はこれまたいい雰囲気で、広くて、本当に広くて只々ほのぼのとしているのです。一瞬泊ろうかと思いました(笑)。

 GPSで探し出した三角点上には立ったものの、明確な看板はなく只の雪面でした。たぶんもっと北側の最高点にあるのかも知れません。

 下降は往路をたどりました。大カッパ沢源頭付近は無立木・程よい斜度・広さで素晴らしい。
 前日に20〜30cmの降雪があり一面の新雪。でもでもでもー、この日は無風・快晴で気温はこれまた春の如しで、雪はグサグサでした。おそらく気温が低ければ快適斜面と思いますよ。

 他パーティーはなく、トレース・トラックはなし。自分たちでラッセルして頂上とれたし、なんといっても登山道のない山だし、しかもいい雰囲気の頂上だしで、いい冬山だったと思います。


【記録】
2月1日(土)
 尾瀬戸倉スキー場P(1100m)0840 〜富士見下山荘跡1300m0950〜大行山(1772m)1230/1330〜スキー場P1420



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