2017/8/13-15夜行2泊3日 交通=車
鈴木秀昭(L)、 佐藤益弘、葉狩奈穂子
【行程】
8/13(日)6:30扇沢ー(トロリーバス)ー6:50黒部ダムー12:00平ノ渡ー14:30東沢出合・泊
8/14(月)5:00泊地〜8:10口元ノタル沢出合〜11:30下部大滝終了〜13:30中部大滝終了〜15:00源頭〜16:00赤牛岳北部肩2750mー16:30赤牛岳ー20:00東沢出合・泊
8/15(火)7:00泊地ー10:20針ノ木谷側渡ー13:15黒ヨン小屋ー15:30黒部ダムー扇沢
黒部川への想いも萎えつつある中、私の変則な夏期休暇に合わせて頂いた事から始まった計画だった。 口元ノタル沢は正直諦めていた。 決して容易い渓ではなかったが、それは単に自分が勝手に遠去けて避けていた、行けるのに行かなかった事を二方から教えて頂いた3日になった。
前夜、23:00扇沢着。 無料駐車場空きなし。1日1000円の有料駐車場に停める。空きはあったが、時間が経つにつれどんどん埋まっていく。隣のアウディから前夜祭中にうるさいってクレーム受ける。萎える。
6:30行列でびびったが予定通り乗車。バスは一台じゃない。何台も定刻出発する。焦らない事だ。
10:00の渡しに乗らないとこの計画がパァなので、小走りで黒部ダムを出発。至って順調だった、、、
8:45頃だったか?魔の手は予想もつかない所にいるもので。 アクシデントにより12:00の渡しに乗車。 この時すでに完登は諦めていた。
なんとか14:30東沢出合でっかい河原で焚き火と宴会。
3:00起床。正直、昨日の状況から適当に黒部川と戯れて中退するんだと勝手に考えていた。
5:00出。上ノ廊下下部、水量は少し多めか?しかし渡渉で苦労するところは特になし。 飛込み渡渉は一回した。6時台の黒部水泳はやっぱ寒かった。 出合までのこの区間、アプローチと舐めて取り付くとキツかもしれない。
口元ノタル沢出合、ここはプチ十字峡になっているので間違える事はないだろう。
早々から5〜10m滝が数え切れないくらい連発する。 全て快適で、寒さと水量に怯えていた少し前に比べたら天国だった。 地形図ではゴルジュっぽくなっているが、両岸いくつかテン場は求められる。 上ノ廊下で泊まるより、ここまで初日にこなせば随分楽ではないか?
1700付近下部大滝?? 2段になっており1段目は左バンドで難なく越える。 上段20m、直登出来そうだが時間無いので左岸巻き。 巻きは良く無い。ピック使いながらブッシュまで行き、結局ロープ出して2ピッチ。 最後は10m懸垂で沢床へ。
そこからも簡単な連瀑帯で2000m付近まで。
中部の大滝。右岸からも滝が。 右岸に滝登って大巻かなって思ったが、右岸取り付いて突き放されたら戻れなくなるので左岸巻。 一箇所トラバースが嫌らしくハンマー使ったが、至ってブッシュは確りしていて悲壮感はない。 15m懸垂で終了。
そこから高度差200m強雪渓歩き。
その後、雪渓小滝を交えて源頭へ。 詰めはガレていたので落石に注意か。
登山道経由で前泊池でBP。
来た道を戻り起点へ。
やっぱり打上げビールは最高だった。 今回は黒ヨンロッジで。
文責:鈴木秀昭