■東北・秋田/鳥海山 北面周回~新山~千蛇谷[山スキー]

2019.04.13 武井


中島台駐車場から、冬季閉鎖の県道象潟矢島線。雪は、全て繋がっていた。山荘脇から県道を外れ、斜面に入った。

厳冬期よりも雪面の凍結は緩く、頂上直下100mくらいまでシール&クトーで登行出来た。

鳥海山の北面台地は、木立の中に幕営適地が多数あり、焼山北面台地のようなピークハントと滑走下山を組み合わせた山行にも向いていると思った。

なお、前回(2017年3月)石禿川左岸の尾根伝いに登った際は、細尾根や登り返しがあって多少苦労した。

今回の、石禿川と白雪川の間の台地を登るルートの方がよりスムーズで、快適だった。

 

前回は七高山登頂後に内輪山側へ下降した際、濃霧と強風により新山登頂を断念してすぐに滑走下山してしまったことが心残りだったが、今回は大変な快晴に恵まれた。

七高山頂上から新山を望むと、千蛇谷往復の先行パーティーで賑わっていたが、私の登頂時は既に皆さん出発済で、新山頂上からの大展望と広大な千蛇谷の滑走を、独り占めすることとなった。

鳥越川沿いの樹林帯も全て雪が繋がっており、こまめな撮影休憩を入れながらも、新山頂上から中島台まで1時間半で滑走下山できた。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


~立ち寄り情報~

 

【湯の台温泉】

○鶴泉荘:中島台への道中、鳥海山が眼前に広がる。入浴料は\300と元々お得だが、モンベルカード提示で更に\100引きになる。

○湯の台食堂:鶴泉荘の向かいにある、山奥の繁盛店。肉そば大盛とチャーシュー飯を頂いた。

 

 

 

【酒田市内】

○ケルン:大正15(1926)年生まれのマスターがカウンターに立ち、シェイカーを振る老舗バー。昭和34年に壽屋(現サントリー)の全国コンクールで優勝した『雪国』他、オリジナルを含めた各種カクテルが楽しめる。

 

 

 

 

 

〇麵屋酒田 in みなと:朝5時開店から賑わうラーメン屋。深夜運転で酒田到着後、登山口直行の必要が無ければ、入山前の腹ごしらえにも良い。酒田ラーメンや船麺(汁なし油そば)がお薦め。

 

 

 

 


 

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