2019/4/28 武井
とにかく快晴に恵まれて、頂上台地から四方八方の絶景は最高でした。雪は軽い湿雪で滑走も良かったです。
試しに取り付いた檜の塔へ突き上げる尾根が意外にも難しかったことが、反省点です。
前回2009/03/21以来、久々に秋山郷・小赤沢ルートで苗場山へ山スキー登山。
前回入山した林道カーブ地点は既に沢が割れおり、更に標高を上げて除雪終了点の林道分岐まで進んだ。
既にゴールデンウイークだが、アプローチの林道には新雪が積もり、登り坂ではスタッドレスタイヤが何度も空転した。
今回は新ルートを試すべく、檜の塔へ登り詰める急傾斜の尾根へ取り付いた。
残念ながら快適とは言えず、薮と疎林と崖に阻まれて苦戦した。
ややクライミング的な場面も多く、12本爪アイゼンの前爪と、両手のウィペットの刃をしっかり斜面に突き刺し、緊張しながら登攀した。
檜の塔まで辿り着いたら、後は坪場を経由して苗場山頂上まで緩やか。ちょうど小赤沢ルートで到着した大人数パーティと共に快晴の絶景を楽しみながら、滑走準備を整えた。
登山口駐車場から除雪済の道路を歩いて、駐車地の林道分岐へ戻った。
下山後は、小赤沢温泉の楽養館へ。レトロな建物の中、赤錆色の浴槽で疲れを流した。