2020/07/02 山崎、他
ほぼ二年ぶりの沢登り。
去年は沢どころか焚き火も出来ない一年でした。満を持した今年もコロナのおかげでなかなかに動くことが出来ず。
ようよう緊急事態宣言が解除になったので、関西の岳友ウッチーに誘いをかけて行ってきました。
短いながらも登って楽しい滝が連続し、夏の沢遊びには良い対象だと思います。
下山路が荒廃してわかりにくいのが難点ですが、ちゃんと地図読みをすれば大ハマリすることもないでしょう。
07:40出発~11:45遡行終了~12:05稜線~13:55出合
上北山村の道の駅駐車場で仮眠を取ったあと、北山宮から風折川沿いの林道に入る。
又剣谷出合からすぐ先にあった駐車スペースで準備をして入渓。ここのところの降雨で増水気味だ。
今年初沢の二人はシャワークライムに淵歩きにははしゃぎまくる。
正面に細い水流をかける50mほどの滝が最初のゴルジュ入り口。こりゃ大高巻きか、と思うが本流は左手。
関西100沢では「右岸巻きして30m滝中段に出る」とあるが、中央突破も可能。むしろそっちが楽しい。
二連発の淵を泳ぎ小滝を超え、30m滝は右岸をへつってから釜を潜って叩きつける水飛沫をかわす。水飛沫が強烈で頭が上げられず呼吸困難。中段までシャワー滝登りで登れるが、上段は増水の水流で危ないと判断して左岸を巻く。記述とは正反対だ。
そこからも大部分の滝が直登可能で楽しい。
あちこちかっ飛ばして三時間ほどで遡行終了。
奥が30m滝
上流の小滝
【メモ】
○作業小屋跡(ドラム缶が転がっているだけ)先の右から入るナメ支流に入る。
○すぐの二又で中間の尾根にとりつき、急登すると尾根線手前で登山道に行きあたる。登山道を右にとれば架線場跡までは10分。その先の登山道は自然に帰りつつあり不明瞭なので詳述。
○北方尾根にある丸太階段を50m(高度で)ほど降ると、やや明瞭な東西登山道にあたる。登山道を西にとり、尾根の北側斜面をからむように歩く。主尾根線上に道があるかは不明。
○斜面が崩壊していたり道が不明瞭な箇所があるが、ほぼ等高線に沿って西向きに歩いて尾根線にはいる。しばらく行くと760mの小ピーク。ここは尾根のやや右手を歩く(忠実に尾根線を歩きすぎると南尾根に誘いこまれる)。さらに尾根通しに歩き、また不明瞭になってきた辺りで右の斜面を降ると出合に至る。
○沢はじめの足慣らしにはちょうど良い対象だった。
○ヒルが出るので対策要。