丹波川/小常木谷「置草履の悪場」メモ
2024/10/6 ナベ、荻原
【銚子の滝】
滝身左手の凹角から。よく覚えていない。ここだけフラットソールに履き替えた(以降ヌメりとめんどくささでフエルトタビのまま取り付いた)。
確かトラロープの木(滝のちょっと奥の右岸側一段上に生えている)の少し下の灌木で切って、二人合流した後トラロープの木から懸垂した気がする。
【不動滝】
ちょっと水量が多すぎるので直登は無理、少し戻って左手の小ルンゼの左から登り、小ルンゼをトラバースして滝の落ち口を狙う。
落ち口手前はⅢくらいだが高度感があって怖い。
(↓不動滝落ち口にトラバースする荻原氏。写真では分かりにくいが足元が切れ落ちている)
【2段20m滝(東京起点120で14m+4m大滝とされているもの)】
1段目の左手から取りついて、二段目滝身左のリッジを登った。
ここはなかなかムーブがあり、途中まではカムが取れるが、途中からカムが入らなくなったので、ビビって残置スリングにA0してしまった。
Ⅳ・A0くらい?
【ねじれの滝】
1段目は水流左から登る。きわどいスタンスも使うが、カムがバシッと決まっているので安心。
2段目は下から見えていた右壁のクラックが意外と難しそうなうえに、そもそも釜が深すぎ&流れもあって取り付けない。
左のスラブ状コーナーを攻めるが出だしの乗り越しがテクい。ハンドジャムが使えると楽。
そこからはコーナーからカムや残置ハーケンでプロテクションを取りつつ丁寧にスタンスを拾っていくが、最後はスタンスがなくなるので、コーナー左壁の悪いホールドを使ってエイヤーで乗り越す。
残置でA0はしなかったが、自分で決めたカムでレストのためにA0してしまった。
また、登りでカムをほぼ使い切ってしまい、クラックがあるのにカムが決められず、残置ハーケンをまとめるのに時間をかけてしまった。体感Ⅳ+。
(↓ねじれの滝一段目をフォローする荻原氏、ちょっと際どいスタンスを使う)
(↓ねじれの滝2段目をフォローしながらタワシでスタンスを磨く荻原氏。)
【岩岳沢出合いの先の12m滝】
滝身右を登る。いい所にガバ・スタンスがあり、見た目より簡単。今度はビレイにカムを残せたので安心。
【使用ギア】
〇40mロープ(30でもいいかも?)、ハーケン4、マスターカム紫・青・黄・橙・キャメ0.5・0.75
〇ハーケンは、兼用の長を3、短が2くらいあるとビレイで使ってしまっても登り用が残るので安心
〇カムは必要ギリギリだった。ビレイも含めるとカムはもう0.5セットくらい欲しかった。また、ねじれの滝の上部ではコーナークラックがナッツしか決まらないサイズになってしまうので、小さめのナッツがあるといいかも。
【他】
〇行きも帰りも、余慶橋~火打石・小常木谷出合までは丹波川本流を通った方が楽。
〇トロッコレール軌道はものすごく(標高差50mくらい?)高巻きするのでシンドイ。
〇足回りはフェルトの方がよさそう。